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【コラム】外壁工事 タカノリフォームとリフォーム屋さんのちがい
2025.08.02
外壁リフォームとは、住宅の外壁のメンテナンスです。外壁は自然にさらされ、時と共に劣化します。一年中降り注ぐ紫外線や夏の猛暑、冬の寒さや雪、台風、ゲリラ豪雨などのダメージに加え、コケやカビ、サビなども外壁の品質を低下させます。
そのまま外壁の傷みを放置すると建物の構造にも影響し、放置した時間の分だけ劣化が進み、工事費も高くなります。
外壁をメンテナンスすることで、住宅の品質を本来あるべき状態に戻すのが外壁リフォームの目的です。

タカノリフォームとリフォーム屋さんのちがい
新築を考えている人は会社の施工品質や商品の性能などを細かく比較されますが、リフォームは安さの比較からスタートされるお客様が一定数いらっしゃいます。
「知識がないので業者を信用するしかない!」「名の通った会社だからちがいはないだろう!」というお客様の立場も理解できます。ただし、素人を相手にした「お化粧屋さん」=「リフォーム屋さん」の会社が多い業界です。
「リフォーム屋さん」は表面的に仕上がれば、見えなくなる部分の工事はしない。手間と時間と材料を省けば低予算で仕上がり、表面上の見た目も分かりません。価格競争に勝つために安さにこだわった最低限の見積りを作ります。
もちろん「安さが第一!」というニーズのお客様もおられます。しかし、お化粧直しで表面的に仕上がっても根本の治療をしてないとその建物の寿命は延びません。近い将来にまたお金をかけて修繕することになれば資金的な負担は逆に大きくなります!
タカノリフォームは総合建設業のタカノ建設のグループ会社です。グループにはタカノホーム、タカノ一条ホームの住宅部門もあり建築の技術と品質、性能にこだわっています。技術者集団として建物をあるべき姿に再生し、長期的な資産価値を持たせることにこだわりを持ってリフォームを行います。
リフォームと医療はよく似ています

弱った住宅を元気によみがえらせるリフォームと医療はよく似ています。今回のテーマである「外壁工事のリフォーム」を医療と比較してご説明します。
外壁のリフォームは汚れた外壁や傷んだ外壁をきれいに直すことです。「リフォーム屋さん」は劣化の根本的な修繕や補強もせずに、傷んだ外壁をそのままに新しい外壁材を上貼りしたり、塗装を上塗りして表面上はきれいに仕上げます。しかし劣化原因(既存の外壁)の手当てしないことで近い将来(2~10年の間)にまた修繕が必要になる可能性があります。
医療で例えるなら、ガン患者に痛み止めの薬を処方しているだけの治療と同じです。その時の痛みだけ緩和して楽になっても、根本のガン治療は行ってないので、本来の治療になっていません。放射線治療、薬物療法、外科的手術などから症状に応じた適切な治療を行うことが大切になります。
リフォームも同じで外壁の場合、傷んだ原因を把握し、再発しないように症状に応じた適切な工事を行うことが正しいリフォームになります。
外壁が劣化した状態を知ること
リフォームを進めるには、お客様も建築について一定程度の理解は重要です。自分が病気になった時、お医者様から病名や病気の特徴、現在の状態、治療方針をきちんと聞きたくなるのは当たり前のことです。それは医療に知識がなくても説明さえ受ければ自分も治療の方針に納得できるからです。リフォームも同じで外壁が痛んだ原因や現在の状態、工事の方針をきちんと説明してもらい納得することがリフォームのスタートです。
ただしリフォームで注意すべきは「リフォーム屋さん」の存在です。医療とはちがい「リフォーム屋さん」は真実を伝えてくれません。「リフォーム屋さん」は手間と時間と材料を省き、価格を低く抑えることを目的としているので、余計なことは言わないスタンスです。リフォームは価格競争で選ばれるケースが多く、リフォーム業界全般に見られる傾向です。(大手・中堅問わず)
タカノリフォームはお客様に住宅の治療方針が正しくお伝えできるようにショールームに実物模型を設置して、さまざまな外壁劣化の状態やその状況に応じた工事内容が分かりやすく展示してあります。
工事内容を目で見て確認し、明快なご説明でリフォームの理解が深まり安心することができ、建築知識がなくても正しいリフォームのあり方を理解することができます。

劣化した外壁の注意ポイント
外壁の主成分はセメントです。セメントの特徴は吸水性が高いことです。そのため外壁のセメントが水分を吸収しないように塗装により水から外壁を守っています。
外壁の劣化は表面の塗料の防水性能が無くなり、主成分のセメントが水分を吸収することでセメントの腐りや強度低下となる場合が多いです。

劣化した外壁の特徴は2つです。
①外壁材の強度が無くなっている
②外壁材の防水性能が無くなっている
外壁の強度も、防水性もなくなっている外壁材を何もせずに残し、その上から外壁材を上貼りしたり、再塗装してもまた劣化は進行します。これが「リフォーム屋さん」の仕事です。
この施工方法は外壁工事の90%以上に実施されています。


他社とはちがう!タカノリフォームの外壁リフォーム!
タカノリフォームの拘りポイント!他社には絶対ない工事内容をご紹介します。

タカノリフォームの工事は、傷みのある所はきちんと処置(補強・防水・防腐)します!「あたりまえでしょ!」と思われるかもしれませんが、残念ながら一般的ではありません。手間・時間・材料はかかりますが、近い将来にまた修繕工事でお金を使うことを考えたら絶対に丁寧な仕事をした方がお得です!
単なる見積りの安さで比較するのではなく、工事内容の十分な比較をしていただけるとまちがいのないリフォームを選択することができます!
工事の詳細な内容の全てをここで説明することは出来ませんが、詳しいタカノリフォームの工事内容はぜひショールームでご確認下さい!
インフォームド・コンセント = 納得診療・説明と同意
「インフォームド・コンセント」とは、医療を受ける患者が、治療内容、検査、薬などについて医師から十分な説明を受け理解したうえで、自身の意思で治療方法を選択し同意することです。単なる同意書への署名だけでなく、患者と医療従事者間の十分なコミュニケーションと信頼関係が重要とされています。

以前ブレイクしたドラマの「白い巨塔」。自分も面白くてすごくはまったドラマでした。ドラマの中で唐沢寿明演じる財前先生の裁判のシーンで重要になったテーマが「インフォームド・コンセント」です。裁判では「インフォームド・コンセント」が不十分だったことで財前先生は裁判に負けることになります。
医師と患者。施工者と依頼主。どちらの場合も正しい情報提供と深い信頼関係を築くことが大切です。

大切な我が家を大切な資金を使って行うリフォームの業者はしっかりと吟味する必要があります。分かりにくい工事内容もしっかりと説明を受け、単に安さだけで比較することなく間違いのない判断をしなければなりません。
タカノリフォームはリフォームの「インフォームド・コンセント」を大切にしています。複雑な工事内容もショールームで分かりやすくご説明ができるようになっていて、外装工事に限らず、耐震、断熱、水廻り改装、内装リフォーム、住まいのリノベーションなど、お客様目線で展示してあります。今のお住まいでお悩みのことがあれば、ぜひご来場ください。
最後に「タカノリフォーム」と「リフォーム屋さん」は、建築の考え方も仕事の内容も全くの別物です!