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【コラム】新築(建替え)とリフォーム比較:プランニング編
2025.08.21
今までコスト、性能品質について比較してきました。どちらのテーマも重要なことですが
今回はプランニング(設計)についてご説明します。
リフォームについては比較的規模の大きな工事。リノベーションと新築を比較します。
みなさんの関心事で大きな興味を持たれるのは
「いったいどんな設計ができるんだろう?」
「プランニングにより今の生活はどれだけ快適に生まれ変わるのか?」
家族の夢を叶える家づくりで、新築とリノベーションではプランニング(間取り設計)はどのように違うのかを比較してみましょう。

新築は間取りの自由なの? 土地条件、法律の制約
新築の場合、今の建物を壊して更地の上に新たに家を建てる計画になります。従って建築基準法、都市計画法などの法規を守ればその範囲内でなんでも建てることが可能です。
しかし現実はもっと厳しく、その他たくさんの条件の下で計画をしなければなりません。
「土地について」土地は形、広さ、高低差などさまざまです。変形した形であったり、敷地内で極端な高低差により実際に建物が建てられない部分があることもあります。
また昔に住宅を建てた時と現在では法律が変わっており、既存の住宅よりも小さくしなければならないケースも多々あります。
例えば今の建物は隣地ぎりぎりまで建っていたが新築ではもっと離さないといけない。特に間口が狭く奥行きの長い土地では大きな間取りの制限になります。
現在の建蔽率(土地に対する建物の大きさの制限)では住宅は建てることができても、カーポートの部分は建蔽率をオーバーするのでカーポートを建てられないケースもあります。
このような問題がある時はもともとの建っていた住宅よりも小さくする場合が多く、必要とする部屋数が確保できなくなります。今の住まいが広すぎて減築したい場合は問題ありませんが、今の住まいよりも小さくしたくない場合は要注意です!


新築は間取り自由なの? 資金の制約
新築の制約条件でもう一つ大きな要素は資金計画です。近年の物価の高騰は建築にも及んでいます。特にここ5年間は住宅建築価格が急騰しています。一般的な木造住宅であれば、100万/坪単価(税込み)くらいが平均になります。
例:木造30坪 平均価格=3000万

以前に「新築とリフォーム比較予算編」でも説明した通り、新築の場合はどうしても総額が大きくなります。そのため予算内に収めるには住宅面積を狭くする必要があり、間取りの要望を妥協しなければなりません。
今まで50坪の住宅で暮らしていた人が小さな新築30坪の住宅を建てて本当に暮らしが成り立つのか?不安が残ります。
その点、リノベーションなら50坪の面積をそのまま活かせます。
新築だと予算の制約が大きく、間取りの自由度はリノベーションよりありません。
リノベーション 50坪の住宅: 部屋数はある、部屋が広い、収納は多い
新築(建替え) 30坪の住宅: 部屋数はない、部屋が狭い、収納は少ない
新築の間取りが自由なのは、予算がたっぷりあって、敷地条件も申し分なく、建築関係法規も問題ないケースのみです。
もちろんリノベーションにも制約はありますが、新築の設計自由度は期待するほどありません。
間取りの制約 新築(制約大) > リノベーション(制約小)


リノベーションの設計メリット
リノベーションの設計メリットはその建物の大きさを残したまま設計できることです。確かに今の間取りをベースにしか変更をできない設計は、大きな制約になることは間違いはありませんが、それを差し引いても大きなメリットがあります。
広さや部屋数は生活するうえでとても大切な要素です。余っている部屋はそのほかの使い道があるということで無駄なものではありません。以前の住宅を壊してしまったら、もう二度とその大きさの建物は戻ってきません。上記で紹介した築50坪の既存住宅をリノベーションした実例を紹介します。
新築と比べてどちらが本当に暮らしやすいのか比較してみて下さい。


住まいが変われば、暮らしが変わる!夢が叶うリノベーション設計!!
今まで長く暮らしてきた住宅。祖父母様やご両親様より受け継いだ住宅。いずれも年数も古く、耐震、断熱性能の低い住まいです。新築にしろリノベーションにしろ地震の不安や寒さに対する不満は計画のきっかけになるパターンが多いです。
同時に昔の価値観で作られた間取りでは今の暮らしには合わず、普段より使い勝手に大きなご不満を持っておられます。
その解決方法は決して新築が有利なわけではありません。
リノベーションでも性能・品質は新築以上に高めることも出来ますし、間取りも今の住まいの大きさを有効に活用し、使い勝手もよくデザインに拘った設計も可能です。

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