NEWS

更新情報

ARCHIVE

過去の記事

【コラム】照明器具の明るさと色|目の色・健康・年代別に考える最適な照明提案

2025.12.19

LED化は日本だけでなく、EUやアメリカ、中国など世界各国で進められている共通の流れです。省エネ・環境配慮・将来性を考えると、住宅リフォームにおいてもLED照明への切り替えは重要なポイントとなっています。

住まいの照明は、明るさやデザインだけで選ばれがちですが、実は目の色や年代、健康への影響まで考慮することで、日々の暮らしの快適性は大きく変わります。照明は毎日長時間使う設備だからこそ、体にやさしく、将来まで見据えた計画が重要です。

照明が暗すぎると目に負担がかかり、逆に明るすぎるとまぶしさや疲れを感じやすくなります。重要なのは、部屋全体を一灯で強く照らすのではなく、必要な場所に必要な明るさを確保することです。複数の照明器具を組み合わせることで、影を減らし、目にやさしい空間をつくることができます。

人の目は、虹彩に含まれるメラニン量によって色が異なり、光の感じ方に差が生まれます。日本人に多い黒目・茶色の目は光を吸収しやすく、同じ照明でも暗く感じやすい傾向があります。一方、青やグレーなど色の薄い目は光を反射しやすく、強い光をまぶしく感じやすいとされています。そのため、明るさの数値だけでなく、光の当たり方や拡散性を考えた照明器具選びが大切です。

照明の色は、心と体の状態にも影響を与えます。
電球色はリラックス効果が高く、落ち着いた空間づくりに向いています。昼白色や昼光色は集中力を高めますが、夜遅くまで使用すると睡眠の質を下げる原因になることもあります。時間帯や用途に合わせて照明の色を使い分けることが、健康的な生活リズムにつながります。

標準的な明るさで問題ない年代ですが、仕事や趣味など集中する時間が長いため、昼白色を取り入れた照明がおすすめです。デザイン性を重視しつつ、シーンに応じた使い分けがポイントです。

細かな文字や手元作業が見えにくくなり始める年代です。若い頃よりやや明るめの照明や、キッチン・書斎などに補助照明を設けることで、目の負担を軽減できます。

視認性と安全性が最優先となります。廊下や階段、洗面室などは十分な明るさを確保しつつ、まぶしさを抑えた照明器具を選ぶことが大切です。

まとめ

「今の照明が合っているのか分からない」
「明るさや色で迷っている」
「将来のことも考えた照明にしたい」

照明は単なる設備ではなく、目の健康や生活の質に深く関わる存在です。明るさと色を、目の色や年代に合わせて選ぶことで、今だけでなく将来も快適な住環境が実現します。当社では、お客様一人ひとりの暮らし方や体への配慮を大切にし、長く安心して使える照明器具のご提案を行っています。照明から始める健康的な住まいづくりを、ぜひご相談ください。

MENU CLOSE