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富山県の耐震補強について
2026.02.22
能登半島地震を経て、富山県内でも住まいの安全に対する関心が急速に高まっています。2025年のデータでは、県内の住宅耐震化率は84%と推計されており、全国平均の90%には届いていない現状があります。「耐震診断」は、大切な家族と家財を守るための第一歩です。

今回は、耐震補強の「質」と「コスト」に焦点を当てたコラムをお届けします。
■富山県で耐震診断を受けるべき理由
富山県は歴史的に「地震が少ない」と言われてきましたが、県内には呉羽山断層帯や砺波平野断層帯など、マグニチュード7級の揺れを引き起こす可能性のある活断層が複数存在します。
特に1981年(昭和56年)5月以前の「旧耐震基準」で建てられた木造住宅は、大地震の際に倒壊するリスクが高いとされており、早急な診断が推奨されています。
■診断後のステップと補助金の拡充
診断の結果、耐震補強が必要と判定された場合、改修工事への補助金も用意されています。補助金額が、2025年度(令和7年度)には、耐震改修の補助金が最大140万円に拡充されました。部分的な改修: 家全体だけでなく、寝室や茶の間など特定の部屋だけを補強する「安価な耐震改修」への支援も行われています。
※富山市の場合は「全ての寝室と居室を含む範囲」の他、いくつかの条件を満たす必要があります。

■耐震補強の本質:倒壊を「防ぐ」から「粘る」へ
耐震補強の最大の目的は、地震の大きな揺れが来ても「家が完全に押し潰されず、中にいる人が逃げる隙間(命の空間)を確保すること」にあります。
最新の補強技術では、単に家をガチガチに固めるだけでなく、以下の3つのバランスを重視します。
壁の補強: 「耐力壁」を増やし、建物の歪みを抑える。
接合部の強化: 柱と梁が抜けないよう、専用の金物でしっかり固定する。
基礎の補強: ひび割れた基礎を樹脂で補修したり、鉄筋コンクリートで増し打ちする。

■富山県で注目される「段階的・部分的」な補強
「家全体を直すと何百万円もかかる」という不安から二の足を踏む方も多いですが、最近は「命を守るポイント」に絞った効率的な補強が推奨されています。
1階重点補強: 倒壊の多くは1階の潰れが原因です。生活の中心となる1階だけを徹底的に補強することで、コストを抑えつつ生存率を劇的に高めます。
耐震シェルターの設置: 部屋全体の工事が難しい場合、寝室などに「耐震シェルター」や「耐震ベッド」を設置する手法もあります。これらは、自治体によっては富山県の補助金対象となるケースがあります。
■「屋根の軽量化」は富山に有効か?
富山県のような多雪地域では、「屋根を軽くすれば耐震性が上がる」という一般的な理論に注意が必要です。瓦から金属屋根へ変えることで建物への負担は減りますが、同時に「雪の重みに耐える力」とのバランスが重要になります。地元の気候を知り尽くしたタカノリフォームの建築士に相談するのが一番の近道です。
■賢く使う「補助金」と「減税」
富山県内の多くの自治体では、耐震診断に基づいた改修に対して最大140万円程度の補助金を出しています。
さらに、所得税の控除や固定資産税の減額措置も受けられるため、実質的な負担を大幅に軽減できる可能性があります。
耐震補強は、家を長持ちさせる「リフォーム」であると同時に、家族への「保険」でもあります。
富山県内でも「古い家だから」と諦めるのではなく、現実的な対策として補強を検討する方が増えています。
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