趣味の音楽(ジャズ)や楽器(ピアノ・管楽器)を好きなだけ楽しみたい!
そんなご要望から元々は伝統的な和室だったお部屋を
防音仕様の洋室へ改装し、見た目もスタジオのようなおしゃれな空間になりました。
防音の秘訣は床・壁・天井に施工された防音・遮音建材が効果を発揮しています
入り口の防音ドアを閉めれば音漏れのない空間になります。
構造 | タカノ一条ホーム建築・木造2階建て |
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築年数 | 築28年 |
費用 | 約400万円 |
施工前の和室
改装するお部屋は
畳と塗り壁で仕上がっており
窓もアルミサッシに和障子が入った
純和風の和室8帖です。
解体後
畳と天井を撤去し押入も解体する事で
10畳以上の広々としたお部屋を作りました
写真は床断熱を施工した状態です。
工事中
壁と天井には断熱材ではなく吸音効果のある
吸音ウールを施工しています
床・壁・天井と吸音材を入れる事により
お部屋以外への音漏れを防ぐ目的があります。
工事中
吸音材を施工後は壁・天井に複数層の遮音ボードを貼っていきます・
吸音ウール→石膏ボード→遮音パネル→クロスで仕上がりという
施工手順になり壁・天井の下地自体に遮音性能があるボードを使用し
遮音性能を高める施工を行います。
工事中
下地ボード施工後は天井に防音室用天井材を施工しました
この建材は音響の天井材で優れた吸音性・遮音性があり性能だけではなく
シンプルモダンなデザインがお部屋のアクセントにもなります
フラットなデザインとウェーブ状の建材は1:2の割合で貼ることにより
高い吸音性と遮音性能が発揮されます。
適正な吸音・遮音をする事により部屋内の音漏れはもちろん
反響する音や特定の音が大きく聞こえる、また逆に小さく聞こえる事を防ぎ
音響効果の高い空間になります。
落ち着いたナチュラル系の防音室に仕上がりました
元々のサッシだけでは防音性能が低いため
室内側に樹脂サッシ(複層ガラス)を取付し2重サッシへ
開口部の音漏れにも配慮しました。
壁は音響に考慮し布製クロスを使用しました。
音漏れを防止する為に壁や床・天井との隙間を極力塞いでおり
防音性能だけではなく気密性能も上った為
換気設備も設置し快適な空間になりました。